1 poia ★ 2023/06/07(水) 16:03:39
国会前のデモに5500人も集まるなど日に日に反対の世論が大きくなっている「入管難民法改正案」。与党は6日、参院法務委員会で採決を予定していたが、立憲民主党が斎藤法相の問責決議案を提出したため見送られた。
立憲は「国際的な人権意識の欠如が甚だしい法案だ」として廃案に追い込みたい意向だ。これに対し自民党の梶山弘志幹事長代行が「(問責決議案は)与党として粛々と否決したい」と発言。そのうえで「旧態依然とした手法によって審議を停滞させることは令和の国会にはふさわしくない」と批判したのだが、これは聞き捨てならない。
入管法改正案は問題だらけの法案だ。難民申請中の強制送還を禁じる難民条約に違反する恐れがあるうえ、大阪入管で酒酔い医師が診察していたことを隠して法案を通そうとしていたデタラメも発覚した。梶山氏の言うような審議の「停滞」ではなく、むしろ審議は「不足」している。
それに「旧態依然とした手法」と言うが、「国会のルールに基づいた戦い」(立憲の泉代表)だ。かつて日刊ゲンダイのインタビューで、自民党の政調会長を務めたこともある亀井静香元衆院議員がこう言っていた。
〈野党のやつらにいつも言ってるの。ちゃぶ台返しでも屁理屈でもいいから、とにかく議事を止めろと。対等の力関係に持っていくには、委員長室を占拠するとか、物理的にも徹底抗戦するしかない。与党を本気で困らせれば、そこで初めて五分の立場で話し合いになる〉
与党が多数なのだから可決も否決も思いのまま。数の力が全てなら、国会なんて要らない。デタラメ法案を阻止するのに、昭和も令和も関係ない。
■劣化の象徴
衆院事務局に30年余り勤め、議会政治の生き字引と呼ばれる元参院議員の平野貞夫氏もこう言う。
「そもそも、人道問題の法案は大勢が納得しなければならず、多数決の対象にすべきではない。そういう案件を野党が法規先例に基づいて法的抵抗権をもって阻止する。それに屁理屈をつけるのは、議会制民主主義を冒涜しています。加えて、梶山さんは衆院議員でしょう。参院に干渉するのは二院制の役割をも冒涜しています。政治家の倫理の問題であり、劣化した自民党の象徴です」
維新が立憲を揶揄して「時間稼ぎの昭和の戦術」などと言う。自民はこれを真似したのか……。堕ちたものだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5e9b06ff2646a53e01e3137fe65e1156b8ea738
この記事に対する反応


言論の自由が保障された憲法の下、不信任案を提出したことについて、
有権者には全く支持されないお決まりの野党抵抗の日程闘争であり、
きれを端的に「旧態依然」と事実を言ったら冒涜となるのか。
やはり野党第一党は日本維新の会に担って貰い、
政策でガチンコ勝負する様子を有権者に示して欲しい。期待したい。
問題だらけの法案だと言うなら、どこが問題で、
どのように修正すれば賛成できるのかを言うべきです。
それこそが建設的な議論というものです。
そうした議論の最中であれば、審議不足と言ってもよいでしょう。
立憲はそんな議論を放棄して反対ばかりしているから、
令和の国会にはふさわしくないと言われるのも当然です。
野党の方が少数なのですから、
与党議員を造反させられるくらい強い説得力のある反対意見がない限り、
法案は成立してしまうのです。
闇雲に反対するのは、時間の無駄でしかありません。
いやしくも国民の代表として選ばれ、国会に立っているのであれば、
建設的な議論をしてくださいよ。
ただ反対するだけなんて、それこそ議会制民主主義を冒涜しています。
もしかしたらこういった攻撃が一定の理解を得た
(と勘違いできる)時代があったかもしれないが、
現状は完全に潮目が変わって、通る可能性のない問責案・不信任案を出すことは
完全に「費用の無駄遣い・仕組みを悪用したアピール」として
普通の有権者の怒りを買うこととなっている。
いい加減気づかないとマズいのだが、気づいていたとしても、
先鋭化したごく少数の支持層への忖度から辞められない。
せっかく自民が辞めた方がいいよ、って言ってくれているのにね。
当初の通りに与党案の修正協議に応じて、
難民審査機関の設置と専門官育成を付帯決議に定めれば良かったのであって、
土壇場で合意を覆し独自案を出し、問責決議を連発することで日程闘争に持ち込む行為は、
修正協議を愚弄した遅延行為でしかなく、議会制民主主義とは程遠い。
議会は活動家による学芸会の場ではない。
入管法改正の審議で議会制民主主義を冒涜しているのは立憲民主党だ。

左派マスコミの偏向報道。可決される見込みの無い
不信任案や問責決議案パフォーマンスで、少数野党の立民が議事進行を妨害してるだけ。
この影響で他の法律の改正案が会期切れで廃案となる。
有権者は立民のパフォーマンスで不利益を被っていることに気付くべき。
かつての55年体制下では、野党は適当に与党を突っついて存在感を示し、
与党は「鷹揚に受け流す」ことでなあなあに済ませていた
それにより与党は実効的な批判なく政策が進むし、
野党は支持者の覚えめでたくなって議員の地位に安穏としていられる
ところが近年の周辺状況の激変で、
そんなものに構っていられなくなったもっとも
ドラスティックに動いたのは安倍首相の時代だけど、
旧来の野党と、彼らを応援するマスコミはそれが面白くない
だからモリカケで大騒ぎした(そして結果はどうだった?)し、
今だってこのように派手に騒いでみせる
本来ならゲンダイみたいな活動家まがいのマスコミは
お取り潰しにしてしまった方がいいんだけど、
それでは権威主義国家と変わらなくなってしまう
だから国民の意思として「ゲンダイはいらない」と言わなければならない
旧態依然のマスメディアですね。
自民党の幹事長代行が言ってることのどこがおかしいのかな。
国際的な人権感覚からしたら、改正案は至極真っ当な内容だと思うよ。
だって、難民として不法滞在者は根本的に違うし、
この法律の改正の必要性については泥酔医師もウシュマさんの案件も関係ないもんね。
本当に冒涜しているのは誰かって話じゃない?
入管法改正案は問題だらけの法案だ
と記事にあるが、それを日刊ゲンダイが推してる議員は指摘してたんけ?
指摘して議論して改めさせようって議論の努力もしてたんけ?
審議の時間が足りないっつってるが、
それくらいできる時間は与えられてたろ?
それくらいの議論も指摘も改善案も出せない
そんな立憲民主党こそ「議会を冒涜してる」ん違うか?
まあゲンダイさんらしい煽りですね。こんなの記事とも呼べない。
何時まで経ってもこんな煽りと揚げ足取りしか出来ないから国会でも議論が進まない。
全ての責任は野党にあると言っても差し支えないと思います。
これでは本当に総選挙を行って、立憲民主党には御退場頂いた方が宜しいかと思います。
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単なる妨害行為なのだし、ちゃちゃっと裁決して否決したのだから、議会の型は保てているでしょう。