0001 ぽい ★ 2023/09/22(金) 20:39:39
国際政治アナリストの渡瀬裕哉氏は、岸田首相による国連総会での演説を「本当にバランス感覚がない」とぶった切る。岸田首相が軽視し続けているグローバルサウスだが、本当に日本は今の対応を続けるべきなのか。渡瀬氏が解説するーー。
岸田文雄首相が今回の国連総会で疎らな聴衆に向けてウクライナ支援継続や空想的な核軍縮の取り組みに対する資金供与を約束した。G7広島サミットにおいても、岸田政権のウクライナ傾斜(=欧米リベラル勢力追従)はあまりにも度が過ぎている。欧米でもここまでのコミットメントは見られない。ゼレンスキー大統領の独善的な態度に欧米諸国内でやや支援疲れの空気が蔓延する中で、その空気を全く読まない岸田外交の異質感は一層際立っている。本当にバランス感覚がない。
日本が西側先進国側の陣営であることを米国でアピールすることは、米国民主党関係者と欧州のリベラル勢力にとっては歓迎すべきことだ。ただし、彼らの腹の内は、日本がウクライナに対して軍事的支援を実際には行わないこともあり、極東アジアの中堅国家が欧米人の猿真似をしているようにしか見ていない。地政学的な観点、経済的な観点、そして相互防衛の観点から見ても、岸田政権が望むように欧州諸国が台湾有事の際に日本・台湾側に立って中国に敵対するようなことは決してあり得ない。
欧州諸国の要はドイツ・フランスである。
ドイツは今年6月にドイツ初の国家安全保障戦略を発表したが、中国の脅威に触れつつも、台湾海峡については一言も触れなかった。ドイツは今年7月まで対中国戦略の発表を遅らせ続けてきたが、それは第7回独中政府間協議のための李強訪独に配慮したからだ。
この協議ではディリスキリングはあくまで民間企業が行うものとし、両国の政治的融和が演出されたのだった。その後に発表された対中国戦略では、一部インド太平洋地域での軍事的プレゼンスの拡大が述べられたが腰が引けた内容だ。また、ドイツとポーランドは今年6月までドルジバパイプライン経由でロシアのエネルギーを輸入しており、6月以降も第三国のエネルギーをロシア経由で輸入している。他国にウクライナ支援を求める以前の問題だ。自国の利益に対しては、徹底した対応をしているのだ。
フランスのマクロン大統領も中国に対しては更に及び腰の対応であり、NATOの東京連絡事務所の開設すら反対した。外交筋によると、最近起きていたフランス国内のデモがロシアの工作であると噂される中、それを中国に止めてもらうために明確な対応が必要だったことも理由の一つであったという話すら漏れてくる。
ただ、フランスが日本の協力に恩義を感じているならば、その程度のことは認めるべきことだ。しかし結局、全会一致を原則とするNATOでは東京連絡事務所の設置を延期検討事項となった。更に、マクロン大統領は今年4月には訪中後に「私たちが一緒にやれることは幅広い。フランスと中国の友情万歳!」と自らのSNSに中国語で投稿している。欧州の安全保障のために多少なりとも貢献する日本に対して信じ難い扱いだ。少子高齢化、さらに経済力でもすでに後進国の仲間入りをしつつある日本との関係などどうでも良いのだろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45ff14efd87e0fc91f0d2807bac6011220f2f681
この記事に対する反応


「外交の岸田」を標榜する岸田首相は「欧米人の猿真似、空気読めない」だけではない。
更に言うと「小物」と言うことに尽きる。
今回の国連演説もそうだから、重みのある言葉による説得力溢れる話しが出来ない。
話し方も内容も稚拙で心許ない。
G7議長国として外国首脳と接する場面でも、とにかく小物振りが目立つ。
ウクライナ戦争が長引く中、世界情勢が激動する時期だからこそ、
一国のリーダーとして、日本の国益に叶う戦略を立て、
欧米にはできない外交政策を確実に実行することが必要だと思う。
日本の経済的なプレゼンスを強くするしかないよね。
なのにわざわざ増税したり規制を増やして
国民の財布を軽くしているという莫迦な政権だと国民からも思われている。
いい加減に本当の日本の力を阻害するような莫迦な国内政策はやめろ。
日本は新興国でもないどころか、
社会インフラなどは世界トップと言っても過言ではなく差別も少なく
人権問題も欧米に比較しても極めて稀だ。
女性差別や社会的差別はインドなど世界的にも比ではないぐらい酷い。
そんな中で安定的で比較的に経済も豊かな方なのだから、
本気の力を世界に示すだけでよい。
国内の諸問題の物価高、少子化、高齢化、エネルギー高問題を
口ばかりで取り組むと言いながら全て途中で投げ出している。
また国民にはありとあらゆる増税を計画。
海外には実効性のないお金のばらまき。経団連と財務省の言いなり。
岸田さんには政治経済の政治的センスがないとはっきりわかったので
政権を早く他人渡した方が日本国民のためになると思う。
早く解散選挙をしてほしい。
もっとマシな政党に投票します。みんなで選挙に行きましょう。
岸田総理はいつもそうだが、言葉に重みが無い。
原稿を読まされているだけで自分の言葉や思いが全く伝わらない。
結局この演説もほとんどの人が退席している状態だった。
日本は今や準後進国、諸外国にお金を配ってる余裕はない。
過去最高の税収があるのであれば、
余った分を個人納税額割合で個人に返納するぐらいの事をやってくれ。
それこそ、異次元の政策になる。
世界的に岸田演説が軽く見られているのは事実。
実際に岸田演説では聴衆がガラガラだったらしいですからね。
おそらく、これは日本の影響力が低いことだけでなく、
岸田演説が米国陣営側のポジショントークであることが
見做されていることが理由だと思います。
そう考えると、岸田首相は力を入れるところを間違えたような気がしますね。
この記事に書かれているグローバルサウスと欧米の価値観の衝突は
非常に重視すべきものだと思う。
欧米諸国から見ると人種の違う日本が欧米の価値観を推進しても
猿真似としか見られておらず、
宗教からして異なる日本を真なる仲間として認めることはない。
日本の価値観、世界観を大切にし、
それを尊重してくれる相手を大切にしていくことが
世界からの強い信頼を得る近道だと思う。

これ、原稿を書いたのは外務省官僚だろう。
今の日本国、外務省が世界の情勢を掴んでいないということになる。
その外務省が、海外の諸国に将来展望も描けず、
援助金をばらまくのは、単に日本国大使館の威厳を保つため。
すなわち外務省職員の自己満足のためだけに、
日本人の税金を諸外国にばら撒いている。
ロシアとの北方領で問題、北朝鮮の拉致問題、韓国の竹島問題、
中国の尖閣諸島問題など全てが外務省の職務怠慢からくる問題でも有る。
こんな外務省には予算削減しかないだろう。

GDPが世界の新興国に抜かれて行くのは当然だ。
世界中の移動が1日圏内になり技術的優位性は民生品では無くなった。
インドに抜かれるの当たり前の事
1.2億人の日本、14億人のインド1円の消費で比べれば一目瞭然、
日本の衰退と騒ぐが数の力はどうにもならない。
日本の衰退を批判する人等は批判だけ、対応策も持たず野次馬的批判は慎むべきた。
グローバルサウスは日本の昭和30年代の様な時代に入る。
日本は超高齢化社会と比べる事自体無理がある。
南欧ポルトガル、スペインに似た昔の繁栄国家と日本もなって行くだろう。
どの国も自国優先は当たり前。
日本だって欧米が撤退する中、ロシア・サハリンの天然ガスに関する利権を手放していない。
その中で、フランスはともかく、欧州各国はそれなりに努力していると思う。
記事は、ドイツは第三国経由でエネルギーをロシアから買っていると指摘している。
しかし、ドイツのエネルギーのほとんどを賄っていた
独露間の天然ガスパイプラインをドイツが放棄したことを忘れているのだろうか。
ドイツはかなり無理していると思う。
台湾有事に関しては、欧州参戦以前に、台湾有事が起こった際、
日本が中国と戦うかどうかすら確定していない。
内向きになりつつあるアメリカは、
政権が交代すれば台湾を見捨てる可能性が否定できないと思う。
そもそも、記事はウクライナは欧州の問題としたいようだが、
日本とロシアは国境を接していることを忘れているのだろうか。
ウクライナ問題は、日本の問題に他ならないと思う。
この指摘は当たってますよね、よく分かりませんがバイデンさんの影響が大きいのでしょうかね。
素人が見てもウクライナに対するベッタリ感、欧米ベッタリ感、
G7の議長国の関係も有るでしょうが、
中国の対日本が思っていたより強いのは
余りにも欧米寄りの姿が強烈に感じることも有るでしょうね。
それに欧米はしたたかに裏の話もしっかり遣っているのに、
日本は綺麗ごとの上辺だけの政策、
岸田首相は遣っている感一杯ですから満足でしょうが、
その効果は殆ど無いと言えるでしょう。
昔から日本は金だけ出して全くと言うほど評価されてませんし、
現在も幾らお金出してもそのお金がしっかり使われて居るのかさえも定かでないでしょう。
この様に今の日本はバラエティー社会で浮かれて居る時では無いのです。
かつては、米国、中国、欧州と3つの国と地域が軸になって回っていたが、
今では、東南アジア諸国、アフリカ諸国等も経済的に力をつけ始めて来ている中、
世情が何事もない平和な時代ならそれでも良かったのだが、
日本の外交のやり方は、未だ30~40年前の意識のままでやっていて、
感性や感覚が鈍感で鈍い。
世界から取り残されるのも無理はない。
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